【マイクラ プラグイン】-Jecon- 難しい話は抜きにしてお金(通貨)を導入する Minecraft プラグイン 2022.05.212022.05.27 通常のバニラのマイクラでは「お金」という概念はありませんが、プラグインサーバーを立てれば、プラグインを追加して、マイクラの世界に「お金」を追加することができます。 プラグインサーバーの建て方は今回は説明しませんので、サーバーを建てている前提で説明して行きます。 今回使用するサーバーはPaperMCです。Spigotの派生サーバーで、Spigotのプラグインが使用できます。バージョンは1.18.2です。 説明するプラグインは、経済プラグインの前提となるプラグイン「Vault」、経済プラグイン「Jecon」、スコアボードプラグイン「Scoreboard-revision」、プレースホルダーAPI「PlaceholderAPI」を難しい話は抜きにして、とりあえず導入できるように説明します。 目次 プラグインを保存する場所前提プラグイン「Vault」をダウンロード経済プラグイン「Jecon」をダウンロードスコアボードプラグイン「Scoreboard-revision」をダウンロードプレースホルダAPI「PlaceholderAPI」をダウンロードプラグインの設定「Jecon」の設定(お金の部分の設定)「Scoreboard-revision」の設定(画面に表示する内容の設定)「PlaceholderAPI」の設定(スコア情報を取得するための設定)あとがき スポンサーリンク スポンサーリンク スポンサーリンク プラグインを保存する場所 サーバーを建てている前提で説明しますので、知っているとは思いますが、一応念のためプラグインフォルダの場所を説明します。 使用するサーバーのフォルダを開きます。 (サーバーのフォルダはデフォルトでは「minecraft」フォルダですが、おそらく場所は変更していると思いますので、該当のフォルダを開いてください。フォルダ名も各々が決めた名前だと思います。) サーバーのフォルダを開いたら「plugins」というフォルダにダウンロードしてきたjarファイルを保存します。 このフォルダにデータを入れて、サーバーを起動、もしくは再起動をすれば反映されます。 サーバーのバージョンとプラグインのバージョンが違うと導入できなことがあります。 また、導入する前にバックアップをとっておくと安心です。まれにワールドに入れなくなったりします。私は今のとことないので、まれだとは思いますが。 4つとも保存した状態のフォルダ 前提プラグイン「Vault」をダウンロード ここからプラグインをダウンロードします。 👉Vault ページを開いた右上の「Download Now」をクリックしたらダウンロードが始まります。 「plugins」フォルダに保存します。 経済プラグイン「Jecon」をダウンロード プラグインダウンロードはこちら 👉Jecon このページの「Latest」と書いてあるバージョンの「Assets」の下の「jecon-○.○.○.jar」をクリックしてダウンロードして「plugins」フォルダに保存します。 スコアボードプラグイン「Scoreboard-revision」をダウンロード ここからプラグインをダウンロードします。 👉Scoreboard-revision ページを開いた右上の「Download Now」をクリックしたらダウンロードが始まります。 「plugins」フォルダに保存します。 プレースホルダAPI「PlaceholderAPI」をダウンロード ここからプラグインをダウンロードします。 👉PlaceholderAPI ページを開いた右上の「Download Now」をクリックしたらダウンロードが始まります。 「plugins」フォルダに保存します。 プラグインの設定 「plugins」フォルダに全てのプラグインを保存できたら、一度サーバーを起動します。すると自動的にそれぞれのプラグインのフォルダが生成されます。 それぞれのプラグインフォルダの中にある、ymlファイルで設定します。 「Vault」は特に何もする必要なありません。 「bStats」はサーバーを最初に起動した時に生成されるプラグインです。 「Jecon」の設定(お金の部分の設定) Jeconフォルダの中にあるymlファイルを開くと、英語がズラーっと出てきます。(「Visual Studio Code」等のエディタで編集すると楽です。) 細かいことは抜きにして、使いそうな部分のみ説明します。 下記内容の青字の部分を好みの設定に変更してください。(実際の色は、エディタや設定によって違います。) defaultBalance: 10000.0 #初めに配られるお金です。10,000円(単位は後程決めます)配布されます。金額を自由に設定してください。 singularMajor: “円” #お金の単位。円でもドルでも。 format: “{major}円” #ゲーム内で表示する際の単位。上の単位と同じでいいと思います。 他はそのままでいいと思います。 「Scoreboard-revision」の設定(画面に表示する内容の設定) 先ほど同様、使いそうな部分のみ説明します。 下記内容の青字の部分を好みの設定に変更してください。(実際の色は、エディタや設定によって違います。) 「board」以下の記述がゲーム画面に表示される文字の設定です。なので、この部分のみとりあえず変更すればいいと思います。 board: title: interval: 80 #下の 「lines」の – ‘%player_name%’ の部分の表示間隔。これを2行にすると交互に表示されます。チカチカして見づらいので2行目は全て消しました。 lines: – ‘%player_name%‘ #プレイヤーネーム。この%で挟まれている文字列は「PlaceholderAPI」から取得しています。 rows: 1: interval: 80 lines: – ‘—————‘ #そのままこのハイフンが表示されます。 2: interval: 80 lines: – ‘座標: %player_x% %player_y% %player_z%‘ #%で挟まれた部分は「PlaceholderAPI」から座標を取得しています。それ以外はそのまま表示されます。 3: interval: 80 lines: – ‘お金:%vault_eco_balance%円‘ #%で挟まれた部分は「PlaceholderAPI」から現在のお金の残高を取得しています。それ以外はそのまま表示されます。 4: interval: 80 lines: – ‘—————‘ #そのままこのハイフンが表示されます。 「PlaceholderAPI」から取得しています。と記載してますが、「PlaceholderAPI」がそれぞれのプラグインから情報を取得しています。 よくわからなくても特に問題はありません。 デフォルト設定の「board:」から下の部分をここに記載したように変更し、記載のない文字列は全て削除した状態が下の画像です。 %で挟んでいる文字列は次の「PlaceholderAPI」のところで説明します。 ここを設定しないとこのように表示されません。 「PlaceholderAPI」の設定(スコア情報を取得するための設定) 「PlaceholderAPI」の設定と言いましたが、ymlファイルは特に編集しません。 ymlファイルの7行目にあるURLからWikiのページにアクセスします。 Wiki: https://github.com/PlaceholderAPI/PlaceholderAPI/wiki ページを開いたら、「Standalone」と書いてあるところまで下にスクロールしてください。 今回はプレイヤーネームと座標、お金を表示するので、さらに下にスクロールして、「P」の文字をクリック。 「P」の文字をクリックしてページが移動したら「Player」をクリック。 「・Player」のすぐ下の /papi ecloud download Player をコピー。 ゲーム内のチャット欄にペースト、実行。 先ほどのページに戻って、%で囲まれた文字列がたくさんありますが、その中の、 %player_name% をコピー。 先ほどの「Scorebord-revision」のymlファイルの該当箇所に貼り付けます。(先ほどのデータには既に貼り付けてあります。青い文字のところ。) 同様に、座標の %player_x% %player_y% %player_z% をScorebord-revision」のymlファイルの該当箇所に貼り付けます。(先ほどのデータには既に貼り付けてあります。青い文字のところ。) Webページに戻って、今度は「・Plugin-placeholders」の「V」をクリック。 「V」の項目に移動したら「Vault」をクリック。 移動したら /papi ecloud download Vault をコピー。 ゲーム内チャット欄にペーストして実行。 Webページ戻り、「Economy」の下の %vault_eco_balance% をコピーし、「Scorebord-revision」のymlファイルの該当箇所に貼り付けます。(先ほどのデータには既に貼り付けてあります。青い文字のところ。) ここまで完了したら、サーバーを再起動させます。 これで完了です。お疲れ様でした。 あとがき これでお金の概念が導入されました。これだけでは使い道がありませんので、さらにプラグインを導入して、ショップを作ったり、仕事をして給料をもらえるようにしたりするといいかと思います。 とりあえずプラグインを導入でれば、少しずつカスタマイズできると思うので、今後も「とりあえずプラグインを導入記事」を書いて行きたいと思います。 お読みいただきありがとうございました。