【マイクラ統合版】スキンパック作成方法(iOS版)Minecraft

Minecraftスキンパック作成方法(スマホ・タブレット版)

※記事が長くなってしまったので、重要箇所を太字にしてあります。

※コピペ用のコードの中のダブルクォート(”)が半角英数でなかったため修正しました。(2023/9/27)

Minecraftをある程度遊んでいるとデフォルトのスキンでは満足できなくなる瞬間が訪れます。(個人差はあると思いますが)中にはゲームで遊ぶよりもスキンを探している時間の方が長い、なんて人までいるかもしれません。(ウチの子供達はまさにコレ!)

スマホやタブレット版のMinecraft(Windows版は未確認)、いわゆる統合版ではスキンを変更する際、端末のフォトライブラリから自分の好きなスキンを読み込むことができます。ただ不便な事に1個だけしかアプリ内にスキンを保存することができません。もちろんスキンを変更する際にフォトライブラリから選択すれば、幾つでもスキンを変更することができます。ちなみにマーケットプレイス等から入手した物は複数保存できるようです。

ちょくちょくスキンを変更したいと思うことがどれだけあるかはわかりませんが、子供に何度も変更してくれと言われるのは面倒・・・ということでスキンパックを作ってまとめて保存したらいいのでは!と考え調べてみました。

今回説明するバージョンはスマホ・タブレット版のMinecraftです。そもそもJava版は簡単にスキンんを変更できるので必要ないかと思います。ざっくり言うと端末の中のMinecraftのファイルに、作成したスキンパックファイルを保存して、ファイルを開くだけです。

ただ、スマホ単体でファイルを編集するのは、慣れていないと難しいと思いますので、パソコンでファイルを作成し、スマホに送り、保存する、という流れで今回は説明します。

すぐにスキンパックの作り方を知りたい!という方は、目次の ④それぞれのファイルの作成方法 から読み始めてください。

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スキンパック作成の流れ

スキンパック用フォルダ作成

①のフォルダに manifest.json ファイルを作成

①のフォルダに skins.json ファイルを作成

①のフォルダ内に texts フォルダを作成

④の textsフォルダ内に languages.json ファイル作成

④の textsフォルダ内に ja_JP.lang ファイルを作成

①のフォルダにスキンの画像データを保存

①の完成したスキンパックフォルダをzipファイルに圧縮

⑧の圧縮したzipファイルの拡張子を mcpack に変更

⑨のファイルをスマホに送信し開く

文字にまとめると工程が多いように見えますが、実際作ってみると一つ一つの工程はすぐに終わるので、そこまで時間はかからないと思います。

作成したファイルの保存場所(iphone)

まず先に、iphoneのファイルの保存場所ですが、iphoneのファイルアプリを開き、

「このiPhone内」→ 「Minecraft」→ 「games」→ 「com.mojang」→「skin_packs」

と開いた「skin_packs」の中に作成したファイルを保存します。保存します、と言いましたが、恐らく自動的に保存されると思います。念の為記載しました。

また、Androidのデータもフォルダの名称は同じだと思います。

①ファイルアプリ

②このiPhone内

③Minecraft

④games

⑤com.mojang

⑥skin_packs

スキンパック内のファイル

スキンパック内のファイルは以下のような構成になってます。今回のスキンパック名は”KimetsuSkinPack”です。スキンパックのフォルダ名は好みの名前を付けてOKです(日本語不可)以下のファイル名は表記の通りにしてください。(pngファイルは変更してOKです。)

「texts」フォルダ内を含め4つのファイルを作成し、pngファイル(スキンのデータ)をフォルダに保存します。それぞれ見ていきましょう。

それぞれのファイルの作成方法

manifest.jsonファイル

今回は人気の鬼滅の刃スキンをスキン配布サイトから集めてファイルにまとめました。ファイル名もKimetsuSkinPackにしてみました。

{
  "format_version": 1,
  "header": {
    "name": "KimetsuSkinPack",
    "uuid": "28d58425-da3e-4a6e-84d2-273622fdb4e6",
    "version": [
      1,            
      0,
      0       
    ]    
  },    
"modules": [
  {
    "type": "skin_pack",
    "uuid": "a3f2703d-44fb-4f07-b6da-38ed72c29b15",
    "version": [
      1,
      0,
      0
     ]
    }
  ]
}

細かい内容は長くなりそうなので、変更箇所のみ説明します。上記jsonファイルの黄色の部分です。それ以外はそのままで使用できます。(コピペして使用できます。)基本的に日本語は使用できません。(できる所は説明します)

変更箇所

①”name”(4行目 )・・・ここの”KimetsuSkinPack“となっている部分を自分のスキンパック名にする。

②”uuid”(5行目)・・・uuid数字とアルファベットで構成されている部分)の部分を変更する。→ uuidとは何かはGoogle等で調べてもらうとして、かなりざっくり言うと、その物を識別するためのIDで、それぞれ違ったIDをつける必要があります。UUIDを自動で生成してくれるサイトがあるのでそれを使用すると簡単です。調べればたくさん出てくると思いますが、今回使用させていただいたページのURLを載せておきます。

UUID自動生成サイト・・・Online UUID Generator Toolhttps://www.uuidgenerator.net

サイトを開くとすでにUUIDが生成されていますので、Copyボタンをクリックしてコピーしてください。コピーボタンのすぐ下の行にある、「Refresh」をクリックすると再度UUIDが生成されます。

③”uuid”(15行目)・・・5行目同様、uuidの部分を変更する。こちらは上記uuidとは別のものにする必要があります

skins.jsonファイル

{
    "skins": [
        {
            "localization_name": "giyu",
            "geometry": "geometry.humanoid.custom",
            "texture": "giyu.png",
            "type": "free"
        },
        {
            "localization_name": "kyoujuro",
            "geometry": "geometry.humanoid.custom",
            "texture": "kyojuro.png",
            "type": "free"
        }           
    ],
    "localization_name": "KimetsuSkinPack",
    "serialize_name": "KimetsuSkinPack"
}

次に skins.jsonファイルですが、今回も同様に変更する箇所(黄色部分)のみ説明します。(コピペで使用できます。)それ以外はそのまま使用できますが、スキンの数を追加する場合や、減らす場合はカッコやカンマの数に気をつけてください。

3行目のカッコ {  から8行目のカッコ } までが一つのスキンのまとまりとなっております。

変更箇所

①”localization_name”(4行目)・・・”giyu“となっている部分は使用するスキン名にします(ゲーム内で認識される名前)。

②”texture”(6行目)・・・”giyu.png“となっている部分は①で指定したスキンのファイル名(フォルダの中のデータ名)。

③”localization_name”(10行目)・・・①同様。2つ目のスキン名。ここの場合は”kyojuro

④”texture”(12行目)・・・②同様。2つ目のスキンのファイル名。ここの場合は”kyojuro.png

⑤”localization_name”と”serialize_name”(16行目と17行目)の部分は先ほど作成した“manifest.json”の”name”で指定したスキンパック名と同様にしてください。ここの場合は”KimetsuSkinPack

languages.jsonファイル

[
    "ja_JP"
]

languages.jsonファイルはたった3行です。特に変更は必要ありません。

通常は”en_US“で作成されています。ここで”ja_JP”とすると、次で作成するファイルに日本語が使用できるようになります。英語で表記するなら”en_US”とします。

ja_JP.langファイル(デフォルト:en_USファイル)

skinpack.KimetsuSkinPack=鬼滅の刃スキンパック
skin.KimetsuSkinPack.kyojuro=煉獄杏寿郎
skin.KimetsuSkinPack.giyu=冨岡義勇

ja_JP.langファイルは先ほど作成した“languages.json”ファイルで指定したものと同じファイル名にします。ここでは”ja_JP.lang“。英語にするならば”en_US”.lang”というファイル名にします。

“languages.json”ファイルで”ja_JP”と指定したことで、日本語が使えると言いましたが、それがこのファイルです。このファイルで日本語を使用することで、ゲーム内でのスキンパック名やスキン名の表記が日本語になります。

変更箇所(黄色部分)

①1行目・・・KimetsuSkinPack となっている部分を“manifest.json”ファイルの”name”で指定したスキンパック名にします。

=(イコール)の後の 鬼滅の刃スキンパック となっている部分をゲーム内で表示したいスキンパック名にします。

②2行目・・・KimetsuSkinPack.kyojuro となっている部分を①で指定した英語のスキンパック名.”skins.json”ファイルで指定した ”localization_name” のスキン名(英語)とします。説明が下手でわかりにくですが、要は

スキンパック名(英語).スキン名(英語)

となります。

=(イコール)の後の 煉獄杏寿郎 となっている部分をゲーム内で表示したいスキン名にします。

③3行目・・・②同様。2つ目のスキン名を指定します。

png画像ファイル

“skins.json”ファイルで指定したスキンのデータをスキンパックのフォルダ内に保存します。ここでは“giyu.png”と”kyojuro.png”です。

スキンは配布サイトを使用すると簡単です。英語のサイトばかりですが、Google翻訳を使用すればなんとなくわかるかと思います。有名所で言えば、Nova Skinでしょうか。

Nova Skin・・・http://minecraft.novaskin.me/search

スマホであればスキンアプリが使いやすいと思います。

ゲーム内に反映させる方法

ファイル作成が完了したら、完了までもうすぐです。簡単な流れはこうです。

①スキンパックファイルをzipファイルに圧縮

②圧縮したファイルの拡張子をzipからmcpackファイルに変更

③変更したmcpackファイルをスマホに送信

④skin_packsフォルダに保存

⑤保存したmcpackファイルを開く

この流れで完了です。

①スキンパックファイルをzipファイルに圧縮

zipファイルとはデータを圧縮(サイズを小さくする)する形式の一つで、今回は通常のスキンパックフォルダをそのままzipファイルに圧縮します。

作成したスキンパックファイルを右クリック→「”スキンパック名”を圧縮」(ここでは”KimetsuSkinPack”)を選択

②圧縮したファイルの拡張子をzipからmcpackファイルに変更

mcpacckファイルとは、Minecraftで使用するファイル形式です。このファイルを開くと自動的にファイルの中身がMinecraftにインストールされる(データが正しければ)とっても便利なファイル形式です。

作成したzipファイルを右クリック→「情報を見る」を選択→拡張子を非表示のチェックマークを外す→ファイル名の”zip”の部分を”mcpack”に変更→「”mcpack”を使用」をクリック

③変更したmcpackファイルをスマホに送信

今回はMacからiphoneに送信する方法で行いました。パソコンからスマホにデータを送信する方法はパソコンやスマホで違うと思いますので、他の方法で行う場合はGoogle等で調べていただけたらと思います。

Mac→iphoneであればAirDropで簡単に送信できます。(※事前にAirDrop機能をONにしておく必要があります。)

送信するmcpackファイルを右クリック→「共有」→「AirDrop」→送る端末を選択

これで送信できます。

④skin_packsフォルダに保存

最初に説明した「ファイルの保存場所」も併せて確認してください。ここからはスマホ側の操作になります

MacからAirDropで送信するとスマホ側でファイルを開くアプリケーションを選択するウィンドウが出ます。そこで「Minecraft」と選択すると自動的にインストールされます。こちらを選択した場合はこれで作業は完了です。

このウィンドウ画面で「ファイル」を選択した場合は、ファイルアプリが表示されるので、保存場所を選択して保存をタップします。保存場所は「skin_packs」です。細かい説明は、初めに説明した「ファイルの保存場所」の部分を確認してください。

⑤保存したmcpackファイルを開く

④の「skin_packsフォルダに保存」の所で「ファイル」で保存した場合はこちらの作業が必要になります。

「skin_packs」フォルダに保存した「mcpack」ファイルをタップします。すると、自動的にMinecraftが起動して、インストールが開始されます。

作成したスキンパックを使用する

インストールが完了したら、作成したスキンを設定してみましょう。順序は、

「更衣室」→「キャラクターを編集」→左から二番目のタブをタップ→「購入済み」→自分で作成したパック名のスキンをタップ→「装備」→元の画面まで戻る

「更衣室」をタップ。

「キャラクターを編集」をタップ。

左から二番目のタブをタップ。

「購入済み」をタップ。

左側のウィンドウをスクロールして、作成したスキンパックのスキンをタップ。希望のスキンが右側に表示されたら「装備」をタップ。

「購入済み」の所にあるスキンが端末にインストールされているスキンパックです。マーケットプレイ等で購入したスキンパックもここに表示されます。無料のスキンパックもたくさんあります。

この欄に自分で作成したスキンパックが表示されていれば成功です。お疲れ様でした。

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